オープンソースカンファレンス名古屋2015に行ってきた(前編)

オープンソースカンファレンス2014 Nagoya - オープンソースの文化祭! 技術的なこと
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オープンソースカンファレンス名古屋2015@国際センター

 

オープンソースカンファレンス2015名古屋 会場入り口

 

仕事で導入する予定のコンクリートファイブと、いつもお世話になっているさくらインターネットの社長の話が聞けるというこうとで、オープンソースカンファレンス名古屋に行ってきました。場所は名古屋駅から徒歩10分の国際センタービル。どんな感じだったのかの紹介と感想をまとめておきますね。

 

 

受付を済ませてブースを回る

 

オープンソースカンファレンス2015 Nagoya

 

まずは受付を済ませる。メールで事前に出席の登録をしたものの、特に名前を確認されるわけでもなく紙袋とパンフレット一式、アンケートなどをもらう。初めに聞きたいセミナーまで小一時間ほどあるのでブースを散策。

 

 

さくらインターネット

 

オープンソースカンファレンス2014 Nagoya - オープンソースの文化祭!

共有サーバーに同居するユーザーの数は?

まずは、私が一番行きたかった、さくらインターネットのブースへ突撃。このブログが動いてるのもさくらインターネットのサーバーで、2007年からお世話になってます。早速、担当の方にいくつか質問をしました。聞いたのは「レンタルサーバーのプランを上げたときに共有ユーザーの人数ってどれくらいになるのか?」ということ。

スタンダードプランだと、自分以外のユーザーのディレクトリにはもちろんアクセスできないんだけど、FTPソフトとかでディレクトリをさかのぼって行くと他のユーザーの数(ディレクトリ数)がわかったりします。このブログが入ってるサーバーでは約140のユーザーで共有してる状態でした。

「具体的な数字は言えないけど、上位プランの方が許容範囲が広いのは間違いない」という回答。ちょっと曖昧な回答だったけど、立場上詳しいことはいえないんだろうな。

 

桜葉愛 シール

↑ さくらインターネット公式キャラクター「桜葉愛」

 

スタンダードプラン以上で独自SSLが使えるように

さくらのブースで教えてもらった情報で「これは!?」と思ったのが独自SSL機能について。スタンダードプランなんかで従来のSSLを利用しようとすると、「共有SSL」になるためセキュリティページに移動した途端にURLが「https://secure○○.sakura.ne.jp/xxxx.com」みたいな感じになって違和感出てました。通常ページからのページ遷移で読み込んでる画像やらCSSファイルやらのリンクが切れてしまって面倒だったり。

とはいえ、独自SSLが使えるビジネスプロを利用すると予算オーバーだし・・・。

 

そんな悩みの解決策の一つになってくれそうです。

公式アナウンスはコチラ

「さくらのレンタルサーバ」独自SSL機能拡充(SNI SSL提供開始)のお知らせ

http://www.sakura.ne.jp/news/sakurainfo/newsentry.php?id=1018

 

ただ、注意しておきたいのはIE6とかWindowsXPマシンはこのサービスに対応してないとのこと。どのような不具合が出るのかまでは検証してませんが、クライアントの使用環境によっては使えない可能性もあるので十分チェックしてください。

 

グーグル様が「通常ページも含めてSSLしてるサイトを優遇するよ」的な発表をしたとかしないとかって騒がれてましたので、SEO業者にとっては商売のチャンスなのかもしれませんね。

 

とはいえ、SEOって最後は「まぁまぁ役に立つコンテンツを継続的に発信してる人が勝つ」ようになってますので、過敏に反応する必要は無いと個人的には思ってます。

 

私の個人的なSEO対策の大方針は「グダグダとHTMLタグいじり回してる暇があったら、人様の役に立つコンテンツの一行でも書けハゲ!」です。ま、このブログ記事が誰かの役に立ってる保証なんてどこにもありませんけどね(笑)

 

さくらクラウド 20000円無料チケット

さくらのブースでは、

・パソコンに貼れるさくらのステッカー
・さくらインターネットイメージキャラクター「桜葉愛」のシール
・さくらのクラウドの2万円分お試しチケット

をもらえました。「クラウドの2万円無料券」ってどんだけ太っ腹だよ!って思っちゃいました。石狩リージョンの一番安いプランなら10ヶ月も使えちゃう。せっかくなので何かしらチャレンジしてみようと思います。

 

 

コンクリートファイブ

 

コンクリートファイブ

Concrete CMS - 最高のウェブサイト運営を実現するCMS 【日本語公式サイト】
直感的に操作できるオープンソースCMS「Concrete CMS(コンクリートCMS)」の日本語コミュニティによる公式サイトです。日本語版のダウンロード、ヘルプ、フォーラムなど。旧名「concrete5 (コンクリートファイブ) 」

 

続いてはコンクリートファイブのブースに行ってみました。コンクリートファイブって硬そうな名前ですが、より直感的な記事更新を可能にしたCMSです。乱暴にまとめるとWordPressとかMovableTypeとかの親戚みたいなものです。

コンクリートファイブは仕事で導入を検討しているので、具体的に聞いてみたいことがありました。そのために前日に遅くまでインストール作業しちゃったくらいですからね。

質問内容は「テーマのカスタマイズをするときのエリア名の命名ルールとDBとの連携について」です。いただいた回答は「基本的に自由だ!」というもの。「デフォルトで入ってるElemental のテーマで使っているエリア名を参考にするのがベターだけど・・・自由。オープンソースなんで。」明快な回答をもらってかなりスッキリしました。

その後のやりとりでDBとの連携もどんなものかイメージができたので、より突っ込んで気になるところはソース見ればなんとかなりそう。定期的に名古屋で勉強会もやってるそうなので、顔出してみようかなぁと思ったりしました。

 

 

日本MySQLユーザ会

 

MySQLのイルカ

 

さりげなくお世話になってるMySQL。せっかくなのでいくつか質問してきました。技術的に明るくない私に対しても、わかりやすい言葉でMySQL周りのことを丁寧に教えていただきました。中でも特に参考になったのはMariDBとの違い。なんとなくMySQLの後継なのかなって思ってましたが違ったようです。

・MariaDBの開発のトップは元々MySQLの開発を主導してた3人のうちの1人
・MariaDB5.5 は MySQL5.5 の派生として生まれた
・MariaDB はMySQLとは決別してMariaDB5.5 → MariaDB10.0 とバージョンも不統一に
・MySQL5.6 は5.5よりもかなり改善がされてるし、5.7の開発も相当ヤバいから追いつけないんじゃないかな

というような感じの話でした。

 

MongoDBとMySQL の違いについてもサラッと教えてもらって、私の利用する環境ではMySQL一択で問題ないな、と確信しました。

 

たぶん、ネットで調べたり本を読んだりしても得られる知識の方が多いのかもしれませんが、こうして現場でその技術の核に近いところにいる方から直接話を聞くのはものすごく有益だなぁと感じました。

 

 

ちょっと長くなったので、Firefox OS 搭載スマートフォン と セミナーの感想については次の記事で書きますね。

つづきはコチラ ↓

オープンソースカンファレンス名古屋2015に行ってきた(後編)

 

 

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