イギリスのEU離脱騒動は対岸の火事じゃない!
「選挙に行かないあなたには、日本が他の国に行って戦争をする国になっても文句を言う権利はない」
この強烈なメッセージから始まる文章は、Windows95の開発の中心メンバーだった日本人プログラマー中島聡さんのブログのトップページに掲載されています。
私自身、このメッセージを読んでガツンと頭を殴られたような衝撃を受けました。選挙があれば投票には行くものの、そこまで下調べをしていなかったからです。
なんだかんだいって、今ってネットがあるからどこにいても候補者の政策などの情報をチェックすることは簡単にできちゃいます。
・どんな信念で政治に取り組んでいるのか?
・公約に何を掲げているのか?
・どの政党がバックに付いているのか?
などをチェックするだけでも1票に自分の考えを反映させることはできると思います。
2016年参議院選挙の愛知県候補者をチェック!
愛知県の候補者一覧は、中日新聞、朝日新聞、読売新聞のサイトをチェックしました。
【中日新聞】選挙区の立候補者 愛知
http://www.chunichi.co.jp/senkyo/kokusei201607/sanin/todokede/sen23.html
【朝日新聞】選挙区候補者:愛知(改選数4)
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/koho/B23.html
【読売新聞】【選挙区】愛知県
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/kouji/ye23.html
この一覧をザーッと見るだけでも、どんな人が出馬してるのか確認できちゃいます。外見の印象だけで投票するという残念な結果にならなくて済みそうです。
ザーッと見てて、私自身、知らなかったことや勘違いしていたことがありました。それは次の2点。
愛知県は議席数8で改選数4!改選数って何!?
改選数って何かと思ったらヤフー知恵袋に答えがありました。
昔、公民という科目で習ったような気もするけど完全に忘れてますね。
要するに、今回の選挙では4つの椅子が用意されていて、9人の候補者でイス取りゲームをするということですね。
公明党や幸福実現党は政教分離に反するイレギュラーな政党なんじゃないの?
宗教というと、どうしてもオウム真理教を連想してしまい「カルト」「テロリズム」の温床みたいな気がしてしまいます。そういった偏見フィルターもあったので、私自身、公明党や幸福実現党は宗教団体の組織票を持ってるタチの悪い政党だと思ってました。
でも、政教分離に反してる訳じゃないんですね。
そもそも、農協とかの組織票だって宗教団体じゃないにしても、かなりの影響力を持ってるハズですから、創価学会や幸福の科学だけ槍玉にあげるのはどうかなぁと思います。
色々とフラットに見ていかなきゃいけませんねー。
個人的な感想
WEBを活用できてるかが気になった
WEB屋という職業柄からか、参議院選候補者がホームページやブログなどで情報発信をしているかどうかが気になった。今の時代、WEBを活用しないって「本気で選挙に勝つ気あるの?」って疑っちゃうレベルだと思うから。
上のリンクの読売新聞のサイトの候補者一覧は、それぞれの候補のホームページ、ツイッター、フェイスブックのアイコンがあってクリックで見れます。
政治家とはいえ、インターネットに関するリテラシー的なものも高いに越したことはないと思ってます。
仕組みについてもセキュリティについてもイマイチ理解できていないオジイチャン議員が導入したマイナンバーが活用されてない、みたいな惨状は避けたいですからね。
若者だけじゃなくってオジサンオバサンも政治に興味持つべき
今回、参議院選挙のために政治について色々調べてみて思った。ベッキーの不倫だとか、SMAPの解散だとか、高知東生の覚せい剤だとかで騒ぐだけじゃなくって政治と日本の将来について、もっと興味を持ったほうがいいなって。
舛添前都知事の一連の報道は政治ではあるけど、ゴシップ報道に終始してて政策面で彼が何に貢献してきたかというところは全くわからなかった。経費の使い方に問題があったにしても「なんかアイツ気に入らない」レベルの話ばっかりだったから。
「選挙権が18歳以上になったから、若者も選挙行こうぜ!」みたいな報道が増えてますが、決して若者とはいえない我々オジサン・オバサン世代も選挙いこうぜって言いたい。
ということで、2016/07/10(日)の参議院選挙には是非足を運びましょう!
中島聡さんといえば、最近こんな本を出版されましたね。仕事術的な本ですね。
↓ ↓ ↓
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
読んでみよっと。
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