プロ棋士の行方尚史八段が41歳にして初の名人戦への挑戦権を獲得したというニュースが流れてきた。行方八段ほどの棋士でも名人戦チャレンジまで上り詰めたことがなかったのかと思うと、プロ棋士の世界は思った以上にシビアみたいだ。そんな将棋の世界が私の中で魅力を持ち始めたのには、あるマンガの存在があった。
マイ将棋ブームのきっかけになったマンガ
私が将棋に興味を持ち始めたのは、あるマンガがきっかけだった。
そのマンガがコレ
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月下の棋士 全32巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
名作「月下の棋士」である。
プロ棋士になるには、こういう手順を踏んでいかなきゃいけないんだぁ、とかプロになれずに辞めていかざるをえない奨励会会員の悲哀とか。
将棋って言うゲーム自体というよりも、それを取り巻く環境なんかに興味を抱くようになった。
まずは詰め将棋
将棋に興味を持ち始めて色々と調べていくと、どうも初心者は詰め将棋を解くと実力が上がるらしいということを知った。
そこで、買ったのがコレ
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「頭金」というド基本から始まる詰将棋の問題と解説が200問詰まった本。
そして1ヶ月ほどで全て解き終えた。
・・・そろそろ実戦だな。
ゲームで覚える
実戦といってもオンラインで誰かと対戦するほど実力があるわけじゃないし、そもそも迷惑にすらなりそうだ。
とりあえずは自己研鑽を重ねていくのがベストだろうということで、任天堂DSの将棋ソフトを購入。
買ったのはコレ
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1500円で買えるチープなゲームとあなどることなかれ。
ちゃんと萌えそうなキャラも登場しているし、定跡を繰り返し打ち込んで覚えるというモードまで付いている。
まさに自主練に持ってこいのソフトなんだ。
今はこのソフトで色々な定跡を体に覚えこませている最中だす。
「終盤で勝ちきれない」を無くすために
ゲームでコンピューターと対戦していても、終盤で優位にいるものの勝ちきれないという局面に何度も遭遇した。
追い詰めてるんだけど、王にスルッと逃げられる、的な。
終盤力を鍛えるために何をすればいいのかを調べてみたら、
どうも「詰め」の前の「寄せ」というのが実戦で生きるらしいということが分かった。
そこで、よさげな寄せの本を購入した。
買ったのはコレ
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「金子タカシ氏の本はアマチュア将棋ファンの参考になる」という評判は嘘ではなかった。
しかし、ここで問題が生じた。
1手詰から3手詰までの詰将棋であれば頭の中でできた。
でも寄せの手筋を考えるのは、今の私の頭の中ではリームー。
そこで、
ちっちゃい将棋盤を買った。
それがコレ
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磁石でくっつくやつなので、旅行なんかのときも持っていけるスグレモノ。
これを使って「寄せの手筋200」を「ウンウン」と熟考している。
別に将棋めっちゃ強くなりたいとかって訳じゃないけど、頭脳ゲームとしての将棋の考え方や戦略・戦術なんかが面白くてやってるという感じです。
「寄せの手筋200」を2周ほど解き終わったら、「凌ぎの手筋200」を買おうかと思っています。
こんな感じで、ジワジワとマイ将棋ブームは続いています。
あなたも将棋に興味があったら、やってみてください。
新しい何かが見つかるかもしれませんよ。
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