介護の際に最も気を付けなきゃなのは「転倒」
自宅で祖母の介護を1年ほどした経験から感じたのですが、介護をしてる家族が最も気を付けてあげなければいけないのが「転倒」です。病気や体の具合が悪いといった症状に関してはお医者さんに診てもらうのがベスト。でも転倒は、周りにいる家族が気を付ければ防げることが多いからです。
なぜ転倒が怖いかというと、介護が必要になっている高齢者は骨も弱くなっているケースが多いです。転倒してしまうと足の骨を折ってしまうリスクが非常に高いです。この足の骨折というのが曲者です。足を骨折してしばらく入院した経験がある方はわかると思いますが、ベッドで寝たままの生活をしているとみるみるうちに足がやせ細っていきます。普段なにげなく生活しているだけでも足の筋肉って結構使ってるんですよね。
で、若いうちは退院してからしばらくすれば筋肉も戻って普段通りの生活に戻れます。しかし、高齢者の場合はもう少し深刻です。まず、骨のくっつきが遅いため入院期間が長くなります。そして、退院した頃には足の筋肉の衰えが進んでしまい、歩行すら困難になってしまう。結局そのまま車椅子生活になってしまったという話を耳にしたりします。
リスクの高い転倒を防ぐためにできる対策のうち、もっとも手軽なのが靴選びです。
リハビリ靴、介護靴をメインに企画・製造している「あゆみシューズ」
高齢になると歩幅が狭くなり、足を持ち上げずに歩いてしまいがちです。それだけに足にフィットしない靴を履いていると、何でもないような段差につまずいてしまいます。転んでしまわないためにも、楽に履けて足にフィットする靴を選ぶのがポイントです。
施設用・院内用のケアシューズ
病院やデイサービス、介護施設などで履くのに適したケアシューズです。マジックテープで押さえるタイプですので、履きやすくまた、履かせやすい構造になっています。メッシュなのでムレも少なく長時間快適に履くことができます。
革靴のような見た目のよそ行きケアシューズ
安全のためとはいえ、「いかにも介護用シューズです」という見た目のものは少し抵抗感があったりします。いくつになっても外に履いていくときには、足元のオシャレしたいですからね。そんなときにピッタリなのが、革靴風の外観を持つケアシューズです。足の甲とサイド部分のマジックテープがしっかりと足を固定してくれます。冠婚葬祭などのフォーマルな場にも。
つま先部分が丸みを帯びたデザインのものもあります。マジックテープをはずすとフロント部分がガッと大きく開くので着脱が楽チンです。靴底には細かい凹凸があり、滑りにくく安全。
片方販売、左右サイズ違いのセット販売
あゆみシューズのすごいところは、片方の靴だけを買えたり、左右で異なるサイズの靴を選んで買えるということです。右の靴だけ壊れてしまった、とか片方だけ靴を無くしてしまった、という場合にも不足分だけ購入できるのは便利ですよね。このページで紹介しきれなかった他のシューズについてもまとめましたので、下記リンクからチェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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