『人を操る禁断の文章術』を読んだ感想

『人を操る禁断の文章術』を読んだ感想 読書
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メンタリストDaiGo、といえばテレビで芸能人を相手に様々な質問を投げかけて「あなたが選んだカードはこれです!」と当ててる人。そんなイメージです。でも、あの一連のパフォーマンスは手品でもヤラセでもなくって、心理学に基づいて計算されているとのこと。そんなDaiGoさんが書く文章術、買わずにはいられない!ということで読んでみました。

 

本のタイトルは怪しさ全開だけど、中身はホンモノ

『人を操る禁断の文章術』という表紙を目にすると、テレビで知名度を上げたタレントが書いた本、みたいな印象を受けてしまいます。軽薄で自慢話みたいなのが並んでるだけ、みたいな。しかし、この本は中身はすごくしっかりしてます。著者名がDaiGoさんじゃなかったら、普通にビジネス書としても通用すると思います。(著者名DaiGoよりも発行部数は落ちると思いますけどw)

内容もわかりやすく整理されているので、頭にも入ってきやすいです。マーケティングなどで文章を書くことのある人は一読の価値ありです。

 

 

人間の悩みを4つに分類

色んな文章術やマーケティングなどの本を読んできた私ですが、本書の中で一番役立ったのが120ページの「4文字で悩みを当てるメンタリストのネタ帳」という節です。人の悩みを「HARM」という4つに分類しています。HARMとは、

Health…健康、美容
Ambition…夢、将来、キャリア
Relation…人間関係、結婚、恋人、会社
Money…お金

の4つの頭文字です。これらの4分類をターゲットの年齢や職業・性別に合わせてアレンジすることで、訴求力の高い文章が書ける、というお話。すごくシンプルですが、めちゃくちゃ効果の見込める考え方。文章を書くときに、「誰に対してどんなアクションを取ってほしいか?」をベースにHARMを当てはめていくだけでも、反応率を上げられそうです。

 

 

人を操る禁断の文章術

 

『人を操る禁断の文章術』を読んだ感想

単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: かんき出版 (2015/1/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 476127056X
ISBN-13: 978-4761270568
発売日: 2015/1/21

 

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