どんな本?なんで買ったの?
ざっくりと説明すると、この本は「日本に超詳しいポーランド人ピョートルさんからの働き方の提言」です。なぜ私がこの本を買ったのかというと、アマゾンのビジネス書ランキング上位にいて気になったからです。多くの人に読まれてる本を読んでおくことは、世間の雰囲気とか空気感をつかむときに役に立つんじゃないかと思ってます。ま、そこから速攻で利益が生まれるという訳ではないんですけどね。
ということで、この本を読んで気になったところを紹介していきます。
君はニューエリートになりたいか?
本書のタイトルにもなっている「ニューエリート」。ピョートルさんは本の冒頭でオールドエリートと比較してニューエリートの定義を表にまとめてくれています。わかりやすい。もちろん、こんな風に2つの種類にだけ分けられるものではないし、あくまでもこういった傾向があるよっていう目安。「ガッツリ金を稼いでアルマーニのスーツ着て、ロレックスの腕時計して、タワーマンションの最上階に住んで、フェラーリを乗り回す。」そんなバブル感溢れる姿がオールドエリートって感じですかね。
こういう本を読んで勘違いしてしまいがちだけど、ニューエリートが絶対的に良くてオールドエリートが絶対悪って訳じゃないです。強欲というエンジンで社会に役立つ仕組みを作るというケースだって少なくないですからね。自分にとって何が幸せに思えるか?が一番大事なんじゃないかと思います。
オールドおじさんでも老害と言われないために
私も今年で40歳を迎え、本書でいうところのオールドおじさん世代に入っていってる感があります。現役の高校生の子たちが物心ついた頃には働き始めていたわけです。いやぁ、感慨深い(遠い目)。この本を読んでホントにそうだなと思ったのは、「年齢に関係なく去年より成長できているかどうか?新しい便利なものを柔軟に受け入れられるかどうか?」が大事なんだな、ということです。
好奇心、探求心、向上心をもって目の前の仕事に取り組んでさえいれば、どこかしらで役に立てる場所はあるんだろうなという実感があります。私も今のところは毎年課題を見つけて学び続けているので大丈夫かなと。
自己認識と自己開示が下手くそ過ぎるな日本人
ピョートルさんの意見で一番耳が痛かったのが「フェイスブックのプロフィール写真がネコとかイミフ」です。日本人は世界の中でも自己開示がド下手な部類に入るそうです。鎖国してた島国だからか、奥ゆかしいからか原因は定かではありません。けど、確かに私も私の知ってる周りもSNSなどのプロフィール欄は匿名で写真もイミフなものにしている人が多い。
ま、それはそれで悪いことではないし、個人情報絶対守るマンな考えの方もいるので自由に選べばいいと思います。ただ、私は「これは変えた方がいいかも」と思えたので、SNSやらGメールやらのプロフィール写真を全部自分の顔の入った写真に変えました。非常に表面的なアクションではあるけど、深層意識の何かのスイッチが変わるような予感があります。別に悪いことしてる訳でも、誰かを意図的に傷つけるような情報を発信してる訳でもないので、顔知られても実害は無さそうだし。
ということで、私の顔が知りたいという奇特な方はツイッターのプロフィールをどうぞ。
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ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち
「一見安定している会社で働いているけど悶々としている」という方が読むと、得るものが多いかもしれない。
単行本(ソフトカバー): 296ページ
出版社: 大和書房 (2018/2/23)
言語: 日本語
ISBN-10: 4479796347
ISBN-13: 978-4479796343
発売日: 2018/2/23
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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