「えっ!それ間違ってたの??」のオンパレードでした
時間管理の仕方って人によってベストな方法は違って当然。でも一流のビジネスマンや、オリンピックでメダルを取るレベルのアスリートの実践している時間管理の方法となると、話は別。内容をチェックしてみて、取り入れられそうな所は積極的に取り込んでやろうという意気込みで読み始めました。
本文では秘訣が順番に紹介されているのですが、私が今やっていることと真逆なことを進めている箇所が何個かありました。しかもそれぞれに対して、しっかりとした理由まで書いてあります。ぐうの音も出ない、とはこのことです。中でも私に響いたポイントは3つありました。
朝に会議をしない
大きめのプロジェクトを動かしているのですが、毎週2回朝9時からミーティングしてます。この本の主張するところでは、「午前中は一番集中できる時間、その時間を会議に費やすなんてもったいなさすぎ」というものでした。確かに一理あります。それに、元々私は朝型人間なので午前中の方がパフォーマンスが良かったりします。これは会議の時間を変更しなきゃなって思いました。
ToDoリストをやめるべし
私は現状はToDoリストに列記した内容を優先度の高い順にツラツラと進めています。この本の主張によると「ToDoリストは2時間かかる作業も、5分で終わる作業もいっしょくたになってる。結局5分で終わる作業から取り掛かってしまって優先順位がなおざりになりかねない」ということです。
そうじゃなくって、ToDoリストに入れるのではなくスケジュール表に入れようという提案です。細かい事務作業は金曜の午後にまとめてやる、という風に60分とか90分とかのブロックでスケジュールを組み立てていき、そこにやるべきことを入れるという感じです。もちろん自分の向かうべき方向性と優先順位は明確にしておくのが前提です。
これもグーグルカレンダーを使っているので、すぐに取り入れられそうです。ToDoリストの項目が永遠に終わらないなぁとゲンナリしていたところだったので、よいきっかけになりました。
情報は一冊のノートで一元管理
私は普段どうしているかというと、共有するための情報は極力デジタルデータにしているんですが、手書きで記録を残しておくことも少なくありません。ただ、手書きするものは細切れのメモが多く、後から「あのメモどこ行ったっけ?」と探すことが多々あります。これ、完全に時間の無駄ですよね。
とりあえず、すべての気になったこととか一次情報としての覚書として、一冊のノートにまとめて書きとめる方向に舵を切りました。既にたまっていたメモをノートに転記する時間はもったいないので、スティックのりで全部ノートに貼りました。
ビジネス用途では、モレスキンのノートが好まれていますね。
が、私はツバメノートにしました。
時間管理の名言ベスト110の中で一番気に入った言葉
巻末に「時間管理の名言ベスト110」という時間を大事にしろよ的な名言がまとめられています。ユニークなものが多いのですが、私が一番気に入ったのは「時は偉大な教師だ。しかし残念ながら、生徒を全員殺してしまう」(仏作曲家 ルイ・エクトル・ベルリオーズ)です。
私の中の中二病が疼くフレーズです。
1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣
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単行本(ソフトカバー): 259ページ
出版社: パンローリング (2017/8/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 477594181X
ISBN-13: 978-4775941812
発売日: 2017/8/12
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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