『絶対達成マインドのつくり方』を読んだ感想

「絶対達成！」って聞くと気合系の臭いがプンプンするけど…

「目標必達！」とか「絶対達成！」とかって聞くと、体育会系の「気合があればなんとかなるっしょ！？」的なノリを感じてしまう。でもこの本に書いてある内容はというと、そんな気合いとは程遠い、かなり科学的なものだった。

何よりも、著者自身が一度サラリーマン時代に燃え尽きたみたいな状態になったことを経験してて、「モチベーションだけじゃどうにもならない」っていうことを痛感してるところからスタートしてるので説得力もある。

また、「これ読んだら次の日から何でも目標達成できちゃう秘伝のノウハウ」っていう訳でもない。本の中でも触れられているけど、半年とか8か月とかかけて「やり切るのが当たり前」という状況を作っていかなきゃいけないからだ。正直楽じゃないですよ。

でも、私自身は読んでよかったと思っている。

もともとそんなダメダメな仕事をしてるつもりはなかったけど、この本の中で述べられている「倍速管理」と取り入れたら仕事の達成スピードが3倍くらいになりましたよ。（今までどんだけヌルくやってたんだって話ですが…。）

とはいえ、「やると決めたことをやりきるのが当たり前」という状況に持っていくのは簡単ではないです。「できてない自分を、自分自身がどれだけ認めてあげられるか」って所が私的にはかなりポイントのような気がします。

正直な所、目からウロコが落ちるような画期的な方法論が書いてあったわけではありません。が、私をヤル気にさせてくれた本なのでとても感謝してます。

横山さん、ありがとう！！

チームリーダーなどで部下がいる人は、「絶対達成する部下の育て方」も読んでみるとよいかも。私もそのうち読もうと思ってます。読者のレビュー評価もかなり高いです。なんか共感できるポイントが多いので、高評価もうなずけます。

単行本（ソフトカバー）: 204ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2012/11/2)
言語: 日本語
ISBN-10: 447802149X
ISBN-13: 978-4478021491
発売日： 2012/11/2