「当たり前」を疑うためのウォーミングアップになる良書
「○○しなきゃ」という価値観を知らず知らずのうちに優先して人生を生きている人って少なくないと思います。
「若いうちは仕事が辛くても我慢しなきゃ」「そろそろ結婚しなきゃ」「結婚して2年経つから子供作らなきゃ」「35年ローン組んで家を建てなきゃ」
これらは確かに、一般的に広く受け入れられている価値観だと思います。
でも、それってホントに自分の価値観なの?
誰かの言ったこと、親がやってたことをなんとなく踏襲してるだけじゃないの?
そんな疑問の答えを探すときに役立つかもしれない本です。
低い目標を立て、諦めることも受け入れる
「目標は常に高く」「諦めなければ夢は叶う」みたいなことはすごくよく耳にするし、そう言ってる方が聞こえがいいという現実もあります。
でも、実際はそうじゃなくてもいいんじゃね?
って、ちきりんさんが語ってくれてる部分が一番響きました。
いい暮らしはしたいし、お金もある程度稼ぎたいと思う。でも体壊して、精神を病んでまで求めるものなのかどうかは疑わしい。
そんな感覚を取り戻せたような気がします。
正直なところブックオフで200円くらいで買って、あまり期待してなかったのですがスゴく面白かったです。
いろんな考え方があるんだなって知っておく方が楽に生きられますね。
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
適当が一番。
ちきりん (著)
文庫: 224ページ
出版社: イースト・プレス (2013/12/8)
ISBN-10: 4781671004
ISBN-13: 978-4781671000
発売日: 2013/12/8
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