プラグイン開発するなら読んでおいて損はない!
WordPressのプラグイン開発に関して日本人が日本語で書いている書籍としては最高峰だと思う。というのも、執筆人は世界中に愛用者のいるプラグイン開発者だからだ。WordPressプラグインの開発環境構築だけでなく、セキュリティ、エラー処理、ユニットテストなど専門的なところまでカバーしている。
多くのユーザーにとって使いやすいプラグインを作るためにどのように開発すればいいかということも知れる。ワードプレスというプラットフォームを活用して収益モデルをどのように築いていくかについてもまとまっていて勉強になる。
WordPressをより深く知るのに役立った
私は自分でプラグインをゼロから作るということは皆無だ。だって、やりたいことを実現するプラグインは世界の誰かが既に作っていてくれるからだ。ありがたくそれらを使わせてもらっている。
そんな私でもプラグインをカスタマイズして使うということはあある。そんなときに役立つのがWordPressプラグイン開発のセオリーのようなものだ。そこを把握しておくと、WordPress本体のバージョンアップやプラグインのバージョンアップに対してどのように対応していけばよいのかについての目星がつけやすくなる。
また、プラグイン同士のバッティング(複数のプラグインを同時に有効にした際に、予期せぬ挙動が起こったりすること)を解決するときにも役立つ知識が得られる。そういった意味ではプラグインのユーザー側も読んでおくメリットが大きいと感じた。
サイトの拡張性を飛躍的に高める WordPressプラグイン開発のバイブル
WordPressプラグインを開発していなくても、WordPressを活用したビジネスを展開しようと思っている(もしくは展開している)方は28ページからの『WordPressをとりまくさまざまな収益モデル』のところは読んでおいたほうがいい。
単行本: 434ページ
出版社: SBクリエイティブ (2014/7/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 4797373520
ISBN-13: 978-4797373523
発売日: 2014/7/19
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