私は本をよく読みます。暇を見つけてはアマゾンで面白そうな本は無いか?とランキングなどをネットサーフィンしていますし、名駅に出かけた時は必ず本屋を徘徊します。何かの知識を得たいという「明確な目的を持って本を読む」という機会が多いですが、「まったく必要無いけど気になったから読んでみる」ということもあります。そんなこと知っててどうするの?っていうことを好奇心を満たすためだけに調べられるのって幸せなことだと感じます。
まー、そんなこんなで本を見てるのですが、タイトルって本の顔ですよね。で、世の中には本のタイトルを目にしただけで元気をもらえるような本があります。極論、中身を読まなくてもいいんじゃね?みたいな。最近私が出会ったタイトルを目にしただけで元気になる本を3冊紹介します。
死ぬこと以外かすり傷
本が売れないって出版社が日和ってる時代に、売れる本を連発している編集者の箕輪 厚介さんが書いてる本です。熱血系ビジネス本っていう感じの内容でした。この本は実際に買って読んでみました。「閉塞した時代に風穴を開けてやろうぜ」的な勢いがあって好きです。こういう本を読んで「いっちょやったりますか!」と奮起するのもいいし、「私はこのスタイルは合わないので自分のペース、自分のやり方でがんばりまーす」と自分を客観視する材料にするのもよさそうです。
まー、内容もいいんですがタイトルが秀逸です。死ぬこと以外はかすり傷なので、めいっぱい人生を謳歌しましょう。自分なりに。
結婚は、賭け。 夫婦、この不思議な関係
>> 『結婚は、賭け。 夫婦、この不思議な関係』曽野 綾子著
本屋で「結婚は、賭け。」っていう背表紙を目にして、思わず吹き出しました。言っちゃったよ、ホントの事を。やれ、愛がどうだ、年収がどうだ、見た目がどうだ、料理が上手いだ、などともっともらしい理由をつけて結婚に踏み切ったりするものらしいですが、結局は賭けなんだな。そんな視点を持てると気分が少し楽になります。
私自身、そろそろ結婚して家庭でも持ってみるのもいいかもしれないと思っているタイミングだったので、余計に響きました。深く考えすぎてもしょうがないな、と。結婚という賭けにベットできるよう、善処します。※ちなみにこの本の中身は読んでないので知らないです。
おしっこちょっぴりもれたろう
昨日の情熱大陸で密着取材されてた絵本作家のヨシタケ シンスケさんの手による絵本。「おしっこちょっぴりもれたろう」って語感がいいですね。ちょっと口に出して言いたくなる感じ。ユルく生きることを肯定してくれそうな内容も共感が持てます。
こんな感じで、「タイトルだけ見て元気になる本は無いか?」という視点で本屋の書棚を眺めてみるのも楽しいですよ。お暇ならやってみてください。
では、ステキな読書ライフを!
コメント