ホテルリブマックスはやばいのか?
名古屋への出張で友人におすすめのホテルを聞いたところ、名前が挙がったのが「ホテルリブマックス」でした。友人曰く、知り合いの経営者で利用される方が多いとのこと。理由は「安いから」。コスト意識の高い経営者の場合、目的が達成できるなら(今回の場合は快適に眠れる)安い方が良い、という判断をするケースが多いです。僕もケチ寄りの人間ですし、何より友人のすすめということもあって、一度試してみよう、ということで名古屋駅のホテルリブマックスの予約を取りました。ちなみに名駅近くにもいくつかあって僕が泊まったのは「ホテルリブマックス バジェット名古屋太閤通口」です。
実際の部屋の様子を写真付きでレビューしますね。
入口

木村歯科という歯医者さんの隣にあります。隣のビルと隣接しているため、ボーっと歩いていると見落としてしまうくらい目立たないです。入り口は自動ドアで24時間出入り自由です。
部屋の様子

いわゆるビジネスホテルの作りという感じです。机と椅子があるのでパソコン作業などもできます。椅子を引いたときにベッドに当たるので少し狭いなと感じました。

綺麗にベッドメイキングされてました。ガウンが2つ用意されており、二人でも泊まれるようです。

部屋の隅には空気清浄機が設置されていました。特に使わなかったです。

壁掛けの大画面テレビが付いてます。

ハイアール社の電子レンジがありました。前の日に買った弁当などを温めるのに便利ですね。

6階の部屋ですが、見晴らしは悪くなかったです。名古屋高速以外、ランドマーク的なものは残念ながら見えませんでした。

ユニットバスです。ウォッシュレットトイレで便座もあったかく快適に過ごせました。

気になるニオイですが、特に何の匂いもしなかったです。バスルームがカビくさいホテルがありますが、あれ地味に萎えますよね。ホテルリブマックスbudget名古屋太閤通口は無臭でよきでした。
ホテルリブマックスにヘアアイロンはあるのか?

残念ながらありませんでした。写真のようなドライヤーが設置されています。
※上記は「ホテルリブマックス バジェット名古屋太閤通口」に2025年4月に宿泊した際の情報です。
ホテルリブマックスのチェックアウト時間は?早朝に出れるのか?
1階受付のカードを入れるボックスに、ルームカード(鍵の代わりになるもの)を入れるだけでチェックアウト完了です。入り口は24時間自動ドアが開閉するので、早朝のチェックアウトも問題なくできます。
※上記は「ホテルリブマックス バジェット名古屋太閤通口」に2025年4月に宿泊した際の情報です。
ホテルリブマックスが安い理由
ホテルリブマックスが他のビジネスホテルよりもリーズナブルな価格を実現している背景には、いくつかの工夫があります。単なる価格競争ではなく、運営の仕組みや設備、立地戦略など、さまざまな面でコストを抑える工夫がなされています。
まず大きな要因の一つに、不動産業を本業とする企業が運営しているという点が挙げられます。ホテルリブマックスは新築の建物を一から建てるのではなく、既存のオフィスビルやマンションをリノベーションしてホテルとして活用しています。これにより、建設費や初期投資を大幅に削減できているのです。
次に、人件費の削減もポイントです。多くのホテルではフロント業務や朝食サービスなどに多くのスタッフを配置していますが、リブマックスではチェックインの自動化や簡易的なブッフェ形式を導入することで、必要最小限の人員で運営されています。清掃についても業者を使わず、社員やパートスタッフによって内製化しているケースが多く見られます。
また、サービス内容を絞ることで無駄なコストをカットしています。高級ホテルのような豪華なロビーやレストラン、ルームサービスは設けておらず、その代わりに必要最低限の設備と清潔感のある空間を提供しています。例えば、客室には電子レンジや空気清浄機が備え付けられており、長期滞在にも対応しやすくなっています。
さらに、立地戦略も安さに直結しています。駅から近い場所にありながらも、比較的賃料が抑えられるエリアに物件を選ぶことで、運営コストを低く保っています。加えて、公式サイトやアプリを活用した直販によって、仲介手数料を抑え、その分宿泊料金を下げることができているのです。
とはいえ、安さだけがメリットではありません。一部の口コミでは、清掃の質にバラつきがある、スタッフの対応が事務的すぎるといった指摘もあります。価格を重視する反面、細かなサービスを重視したい方には向かない可能性もあるため、予約前には口コミを確認しておくのがおすすめです。
このように、ホテルリブマックスは「必要なものを、必要なだけ提供する」ことを徹底することで、高いコストパフォーマンスを実現しているホテルです。旅行や出張で宿泊費を抑えたいときに、選択肢として検討しやすい存在といえるでしょう。
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