メールやSNSを仕事で使うことも多い現代、文章力イコール仕事力といってもいいくらい文章を書く力が求められています。そんな時代だからこそ、僕は文章力の向上に熱意を持って取り組んでいます。
これまでも、文章術などの本をいくつか読んできました。
この中で一番参考になってて、今も時々見返しているのは『10倍速く書ける超スピード文章術』です。ホントに名著。しかし、向上心を失ってしまっては朽ちていくだけなので、「1つでも得るものがあるなら儲けもの」という気持ちで『即効! 成果が上がる 文章の技術』を買いました。
この本を欲しいと思ったのは表紙の「人気コラムニスト直伝!」キャッチコピーに惹かれたからです。僕がこれまで読んできた著者は、ビジネス寄りの方がほとんど。少し違う角度からの意見が読めそうという期待がこみ上げて、購買衝動を刺激されたんです。
自信をもって断定する重要性を教えてもらった
文章の技術について幅広く書かれていましたが、僕が一番刺さったのは「自信をもって断定する」という部分。日本人の曖昧さをしっかりと受け継いでいる僕は、「ホニャララだと思う。」とか「ホニャララした方がいいかも。」という表現を好んで使います。
もちろん、そういった回りくどい言い方にも遠慮や謙虚さといった美徳が含まれているので好きです。好きですが、誰かに何かを伝えるときに弱い表現になってしまうというのも事実。僕の場合、ストリートファイター2でリュウの弱パンチだけでだけでベガまでクリアするみたいな弱い表現方法を取る傾向があるので(わかりづらい)、断定的な物言いを意識しようと決めました。
この辺は、どっちが絶対的にいいとかはないです。情報発信者のキャラクターや、情報の受け手の属性などによっても変わります。当然ですが、時と場合によってふさわしいものがあります。好きな子に告白するときに「君のこと好きかもしれない。たぶん好き。」とか言われても弱いですよね。(まー、そういう言われ方に萌えるという可能性もありますが…)
だから、自分なりの基準をもって取り入れるべきものとそうでないものを決めて、実践で試していく。これしかないでしょう!(←断定したったーw)
『即効! 成果が上がる 文章の技術』
成果の出る文章を書けるようになることで、チャンスは広がります。就職するにしても転職するにしても履歴書を書きます。何かしらビジネスアイデアを提案するときにも文章で伝えます。文章を書ける力というのは、時代の流れとかの影響も受けるので一筋縄ではいきません。一筋縄でいかないからこそAIが台頭してこようが、強みとして残っていく部分だろうと言えます。
プログラミングを覚えるのもいいですが、文章の技術を身に着けるのもオススメです。
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: 明日香出版社 (2018/10/15)
言語: 日本語
ISBN-10: 4756919987
ISBN-13: 978-4756919984
発売日: 2018/10/15
コメント
著者です。ステキなご紹介を感謝申し上げます!
場末のブログにご本人降臨とは!こちらこそ、コメントありがとうございます。平成の終わりに、ハッピーな出来事が起きて嬉しいです。