フリーランスになって23年間1度も締め切りを破ったことのないライターの指南書
LINEやメールはもちろんですが、仕事をするうえで文章を書くということが当たり前に求められる時代になっています。私はアフィリエイターとして良質な記事を大量にアウトプットすることが使命のようなところがあります。それだけに、いかに速くいいものを書けるかということをいつも探してたりします。
この本が目に留まったのは、著者の上阪徹さんがプロのライターであり、しかも「23年間のキャリアの中で一度も締め切りを過ぎてしまったことがない」というスゴイ経歴の持ち主だからです。私も毎日ブログ記事を書いてアップしているのでわかるんですが、23年間も締め切りを守り続けるってものすごく偉大なことなんですよね。その実績だけでも一読の価値があると思い、速攻で注文しました。
この本の要点は全て帯に書かれている
実は、要点は帯に書かれていることで全てです。ただ、それぞれの要点が具体的にどのようなことを意味しているのか?なぜ書くのに時間がかかってしまうのか?といった疑問に対する答えは、本文を読むことで一層理解できると思います。私は2,3回読み直しているので、この帯は備忘録のような感じで眺めています。
特に7章の「ケース別・速筆術」では、文字数ごとに著者の上阪さんがどのように素材集めをして、どのように文章が仕上がっていくのかが具体例を元に解説されていて必読です。しかも、例に出されている文章が「R25」「東洋経済オンライン」「AERA」に実際に掲載されたものなので、なおのこと勉強になります。
文章を書く全てのビジネスパーソンにおすすめ
文章を書くのが苦手という方はもちろんですが、文章を書くのが苦にならないという方にもおすすめです。この本を読むことでより速く、より読み手のためになる文章が書けるようになります。私がこれまで読んできた文章術の本の中では一番しっくりきました。現時点では「ライティングするときに参考になったと思える本ナンバーワン」です。この本で学んだ事をベースに毎日記事を書いて、質を上げつつスピードアップを実践していきたいと思います。
10倍速く書ける超スピード文章術
本のタイトルだけ見ると、なんか胡散臭い感じがしますが中身はホンモノでした。胡散臭いとはいえ、このキャッチーなタイトルじゃないと私もチェックしようと思わなかったので、売るために必要なタイトルなんでしょうね。
単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2017/8/24)
言語: 日本語
ISBN-10: 4478102449
ISBN-13: 978-4478102442
発売日: 2017/8/24
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
コメント