読んだきっかけは、ブラックボックスになってしまいがちなDBとSQLについて知る必要性を感じたから
CakePHP3でWEBアプリケーションを作っていたときに、ふと「Controllerが肥大化してきたし、この処理はModelでやった方がいいんじゃないかな?」と思うときがありました。簡単な処理はフレームワークが提供してくれてるORMのおかげで、かなり楽にできます。ただ、少し複雑なことをしようとしたときに、素のSQLでどういう風に書けばいいかがイメージできていないからか、かなり苦戦を強いられてしまいました。
私がハマったケースですと、「JOIN」を使って結合すれば簡単に済む話だったんですが、そこにたどり着くまでにものすごい回り道をしてしましました。こんな風に「SQL力の弱さ」が露呈してしまったので、これまでなんとなく扱ってきたSQLを一度ちゃんと学ぼうと思い本書を買いました。
完全理解はできないものの、実務で生かせそうな知識をGET
一通り読み終えたんですが、正直なところ本書の20%くらいしか理解できていません。では、読んだのは無駄だったのか?といわれると、そうでもないんです。完全理解に至っていないものの、SQLを書くときに何を意識して書けばいいのかということが、ぼんやりと見えてきました。DBのアーキテクチャがSQLのパフォーマンスとどういう関係にあるのかも雰囲気がつかめました。SQLの輪郭みたいなものをつかめたことで、今後の開発に生かせそうです。
これまではPHP,Javascript,Ruby,Pythonといったスクリプト言語の習得に目が言ってしまいがちでした。しかし、よくよく考えるとどの言語でWEBアプリを作っても必ず関わってくるのがDBとSQLです。なんでもっと早くちゃんと学ばなかったんだろうと思いつつ、必要になったらイヤでも学ばなきゃなので、しょうがないかとも思いました。
SQL実践入門
私みたいなSQL初心者にはちょっと難しい内容でしたが、背伸びしてみるとそれはそれで収穫があったりもします。
単行本(ソフトカバー): 368ページ
出版社: 技術評論社 (2015/4/11)
言語: 日本語
ISBN-10: 4774173010
ISBN-13: 978-4774173016
発売日: 2015/4/11
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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