プログラマが知っておくべき原理原則
私はWEBエンジニアとして仕事をしているけど、独学でプログラミングを勉強し、作ってるものの規模も小さいので多少の問題は何とかなってしまうことが多い。
とはいえ、大規模なシステムを作ったりしてる一流プログラマの人たちがどんなことに気をつけているのかについて知っておきたいという気持ちはある。今は弱小プログラマだとしても向上心は持ってますから。
ということで、この本を買いました。
114ページの「再利用性」が一番響いた
読むタイミングや、自分の置かれた状況、スキルや経験値によって響くポイントは違うと思います。私の場合は、114ページの「アーキテクチャ非機能用件(6)再利用性」が一番響きました。
【できるだけ「作らない」で開発効率化】という見出しにグサッときました。今取り掛かっているシステム開発もフルスクラッチっぽく作り始めていますが、効率も品質もイマイチな感じです。「車輪の再発明するな」なんて言葉は耳タコなくらい知ってるつもりですが、気づかないうちに陥ってしまってるものなんですね。
再利用性を意識しつつ、差別化ポイントになる機能についてはブラックボックスにならないように掘り下げる。そこらあたりのバランスをうまく取ることが今の課題なんだと感じました。
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
単行本: 304ページ
出版社: 秀和システム (2016/3/23)
言語: 日本語
ISBN-10: 4798046140
ISBN-13: 978-4798046143
発売日: 2016/3/23
800冊以上の技術書を読んで血肉にしてる著者が書いてるから説得力あります。わかりやすいし。私はこの本で紹介されてる技術書を全部読み、理解するパワーを持ち合わせていないので、この本からエッセンスを吸収するというやり方が合ってました。
.
コメント