日本人、iPhone好き過ぎる問題
WEB屋界隈では常識となっている日本人のiPhone率の高さ。ま、WEB屋界隈に限らず、周りを見るとiPhone持ってる人だらけってのは、誰しも感じていることと思います。ただ、WEB屋は「作ってもらったホームページ、私のスマホだとうまく表示されないんですけど」という事態は許されないだけに、そのあたりに特に敏感になってたりします。
ホームページをガラケーに対応させてた時代に比べると、ブラウザが強烈に進化してる現在のスマホ対応は、それほど大変という印象はありません。しかも、極端なiPhone一強状態が続いているので、「とりあえずiPhoneで綺麗に表示させとけばOK」という暗黙の了解のような掟があったり、なかったり。
そんな風に感覚的に認知していた日本人iPhone好き過ぎ問題が、明確な数字としてキャッチできたので、紹介しておきます。
データで見る、「ホームページ制作のスマホ対応はiPhoneでちゃんと見れれば8割がたOK」説
これは、私が運営している20代~40代女性をターゲットにしたサイトのアクセス解析データです。全アクセスのうち、実に78.97%がスマホからのアクセスになってます。
↑アクセスのあったモバイル端末機種の内訳がこちら。iPhoneが71.17%でダントツの1位。ソニーのXperiaも頑張ってるけど、iPhoneには到底追いつけ無さそう。2位がiPadというのもビックリ。どんだけApple好きやねん。
もう少しちゃんとデータを見ると、全アクセスの約78%がモバイル端末で、そのうちの約71%がiPhone。つまり、
0.78 × 0.71 = 0.55
ということで、全アクセスのうちのiPhone率は約55%という方が正解に近いです。「8割がたOK」は言い過ぎということがわかりました。しかし、依然としてiPhone優位説は変わらず、ホームページをスマホ対応するときにはiPhoneでの表示を重視しましょう!そして、iPhoneでのレイアウトを考えてからPC用のレイアウトを考えるという順番で作るのがベターなんじゃないか、というお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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