広瀬アリスのオススメ漫画のクセがすごいんじゃ
2017年6月29日放送のアメトーーク!本屋でマンガ大好き芸人は、私にとっては神回でした。中でもインパクトが強かったのが、ゲストの広瀬アリスさんの好きな漫画の偏りっぷり。
あの広瀬すずの姉が整った顔立ちで「デス系が好きです(`・ω・´)キリッ」っと言ってるギャップが凄かったです。ケンドーコバヤシに「危険人物」と言わしめた広瀬アリスさんがワンピース(服じゃなくてルフィの方)より好きなデス漫画というのが以下の3つ。
・『骨が腐るまで』
・『今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね』
・『女子高生に殺されたい』
タイトルだけ見ても、ただ事ではない感じが伝わってくるラインナップ。
私はというと、最近ではワンピース(服じゃなくてルフィの方)と進撃の巨人の最新刊くらいしか読んでません。たまには他人の薦める漫画を読んでみるのもいいかなと思ったので、広瀬アリスおすすめの3作品にチャレンジしてみました。
それぞれ1巻を読んでネタバレしない範囲で読んだ感想をまとめました。気になる方は漫画選びの参考にしてみてください。
骨が腐るまで
絶対に明かしてはいけない秘密を共有した5人の男女。高校生になった彼らは、何者かによってその秘密を暴かれてしまう。
共通の秘密を守るという共犯意識で強く結ばれていたはずの5人の絆が、少しずつ綻びを見せ始めていく…。
ザックリいうと、そんな話です。私の印象としては、プリズンブレイクとか24(トゥエンティフォー)といった海外ドラマを見てるような感覚。なぜかというと「次、どうなるの?」って気になって気になってしょうがなくなってしまうから。
信頼していたはずの仲間が別の顔を見せ始める。そんなゾクゾク感を味わいたい人にオススメです。
今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね
とある事件をきっかけに好きになった人を殺してしまいたいという激しい衝動に駆られるようになった主人公(高校生♂)。
抑えきれない程の殺人衝動が、「殺ってはいけない」という理性を吹き飛ばした時、悲劇の幕が上がる。
欲しくもない能力を突然手に入れてしまい、その取扱いにとまどう。そういった苦悩は東京喰種(トーキョーグール)のカネキと似てるかもなって思ったり。
主人公の神城はこのまま殺戮マシーンと化してしまうのか?2巻以降の展開から目が離せません。
※この作品にはやや猟奇的なグロシーンが含まれています。
女子高生に殺されたい
マンガのタイトル通り「女子高生に殺されたい」と思い高校教師になった東山春人の物語。
主人公の東山は外から見る限り、社会に適応して生きている。「女子高生に殺されたい」という一つの願望を除いては。
繊細でキレイなタッチの絵で、淡々と描かれていく物語。落ち着いたトーンで進むからこそ狂気じみたものを感じてしまいます。はたして東山は自分の望みを叶えることができるのか。
『骨が腐るまで』、『今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね』に比べるとグロテスクなシーンは皆無で読みやすいかなって思います。グロは苦手という方にもオススメできるデス系漫画デス。
まとめ
広瀬アリスさんの選んだ漫画。好みに偏りはあるもののどれも本当に面白いです。「最期は漫画に囲まれて死にたい」という程の漫画愛を持つ彼女のチョイスは流石といったところ。
そして、アメトーーク内で「初めて自分のお小遣いで買った漫画は?」と聞かれ、
『珍遊記』
と真顔で答えた広瀬アリスさんは、やっぱり独特の感性の持ち主なんだなって思いました。
アメトーーク!の第2回本屋でマンガ大好き芸人も是非、広瀬アリスさんをゲストに迎えてやってほしいなと強く思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント