大自然の急峻な場所に立つサライ
自然いっぱいだけど、自然いっぱいだからこそ安易に草むらに入ってはいけなかったりします。チェックインした時や食事の時におかみさんが注意事項を教えてくれました。といっても、車を停めてペンションに入るだけなら草むらもありませんし、安全です。
イノシシ
ウリ坊だけでなく、大きいイノシシも出没するそうです。特にウリ坊がいるときの親イノシシは、警戒も強く危険だと教えてもらいました。子供が近くにいるときは特に危険というのは熊と似てますね。
マムシ
草むらに普通の格好で入って行くのはNGだそうです。地元の方もビニールの長靴を履いてじゃないと草むらには入って行かないそうです。マムシにガブリとやられてしまうからです。
カメムシ
年によってバラツキがあるようですが、付近ではカメムシが大量発生しています。日が沈んでからは、網戸にしていても明かりに釣られてカメムシが侵入してくるそうです。窓をピッチリ閉めて、クーラーをかけるのが正解。実際に泊まった時もカーテンの隙間から漏れて光が当たってる部分に、カメムシが大量に集まって張り付いていました。光が相当好きなんだなぁ。
ヤギが3頭いて可愛い
ここまで注意事項を書いてきましたが、自然の中にあるということは、何もデメリットばかりではありません。可愛いヤギが柵の中でピョンピョン飛び跳ねている様子を目にすることができます。草をモグモグと食べているヤギの姿を見るだけでも癒されます。
全ての小さな不満を吹き飛ばす料理の美味しさ
ここまで、なんだか怖い場所みたいな紹介をしてしまいましたが伝えたかったのはそこじゃないです。この記事で伝えたいのは出してくれる料理の美味しさです。(料理は季節や、その時期に獲れた魚などによって変わります)
刺身の船盛が豪快です。地元の清水サバの刺身も入っています。手前にスプーンが刺さっているのが、クロモンの南蛮漬けです。クロモンとは背中の部分に黒い紋様が入っている魚で、クロホシフエダイです。油でカリッと揚げたクロモンに茄子やカボチャや玉ねぎなどが入った南蛮ダレがかかっています。骨の部分もお菓子みたいにバリバリと食べることができます。
カツオのたたきです。新鮮なカツオだと、たたきも本当に美味しいです。
エビの入ったサラダ、味の塩焼き、カマスと芋の天ぷら、酢のもの、チャンバラ貝など。これにアジの混ぜご飯とお吸い物、デザートのフルーツまで付いていました。ついつい食べ過ぎてしまうボリューム感です。
こちらは翌朝の朝食です。サッパリとした日本の朝ごはんという感じです。前の夜に食べ過ぎた胃には丁度いい優しさ。
すべての料理を美味しくいただきました。サライが近所だったら、毎月食事だけでもしにきたい。ホントにそう思いました。足摺岬を観光で訪れるなら、サライがオススメです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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